バイトの思い出 西宮えびす神社のテキ屋
神戸で過ごした大学時代、毎年1月10日前後、福男になるために男たちが走るのが有名な西宮えびす神社の十日えびす。走るだけじゃなくてたくさんの自営業者さんが商売繁盛の祈願に来ます。
そこの屋台で縁起物を作って売りました。神戸大学の学生の間で受け継がれていて朝早くテキ屋さんの屋台に出社、屋台の裏で熊手をつくる人、表でそれを売る人に分かれて1日の間に何回か表と裏を交代しながら作りまくり売りまくります。
私の作った熊手でも縁起物ということで1つ数千円で売れます。バイト代も縁起を担いでたくさんもらえます。テキ屋さんというと怖いイメージを持つ人もいるでしょうけど家族経営の明るいテキ屋さんで、年に一度のお祭りですし下町の人情味あふれるイベントという感じでずっと心に残っているアルバイトのひとつです。
今、思えばその頃から自分の中の自営業の性格が育てられたのかもですね。
用意された部品を組み立てるので作るのは簡単でした。
毎年たくさんの自営業の方々が参拝します。
走るシーンは見たことないんですけど。