-かわいい子には旅をさせろという言葉があります。まったくそのとおりだと思います。
-科学の進歩で世の中が便利になればなるほど人間そのものは弱くなる。でも自分の子にはいざという時に自分の力で生きていく力を身につけてほしい、と思うのも親の心でしょう。-
-そして同時に、自分の子に、特に男親なら娘には出来れば苦労してほしくないと思うのも岡山の税理士(私)だけではないですよね。たくましくなってほしいという気持ちとつらい思いをして欲しくないという気持ちの間でお父さんは葛藤するのです。神様に頼めるなら娘が苦労するぐらいならそれを私にかぶせてくれとお願いしたい自分がいるのです。
-私の場合、2人の子(長男、長女)にはその未来に制限を加えるようなことはいっさい言わないようにしてきたのですが先日初めて娘に言ったかもしれません。『東京で就職することをお父さんは望んでいない』と。
-大学卒業からの就職のタイミングで東京に出ると職場以外には友人・知人がいない状態での東京一人暮らしになるからそれは避けたほうがいいと。
-男だからとか、女だからとか、そういう時代でないことはわかってますよ。それでもです。それでも思うじゃないですか。
-これは私個人の身勝手。娘が実際にどうするかは娘が決めることなんですけどね。
11年前の夏の写真