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2025年7月2日

人を残すを上とする

_『財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すを上とする。』明治・大正の政治家、後藤新平の言葉として紹介されています。もとは中国の古典だとか…。

_開業して23年も経つとつくづくその言葉の意味がよくわかるようになりました。

_お金を残すのも大変。そのもとになる事業を残すのはもっと大変。お金は貯金しておけばなくならないけど使ってしまえばそれで終わり。事業は生き物のようなもので生活の糧を生み出すけど手を抜けば衰える。その事業を受け継いで支えていくのが人の力で、そのための人を残す、人を育てていくというのが一番大変。

_例えばお医者さんになって子供にお金を残すことよりも、◯◯医院自体を後に残すことは難しく、それよりもさらにその〇〇医院が存続していく力を持った人を育てることが一番大変。

_日本という国家でみても次の世代に財産を残すよりは事業を残す、事業を残すよりももっと難しいけど日本の未来のためになるのは人を育てる文化を残すということなのかなと思います。

_働くことの価値観はすっかり変わりましたが、今の価値観もまた30年後、50年後には古い価値観になっているのでしょうね。どう変わるんだろう?

_世間の常識でどうだとかいうことより自分はこうだ、というものを持っていたいです。

_私が何を残せるかは未確定ですがそんな気持ちは持っていたいです。

 



20年前の夏。県北の黒木キャンプ場によく行きました。

キャンプ場の施設で魚のつかみ取りをやってみたものの全然掴めなくて子供が2人とも大泣きしたのがいい思い出です。

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